仙台国際空港からみた飛行機雲
ロケットみたい。
飛行機雲のできる仕組み
飛行機雲は、空に浮かぶ普通の雲と同じく、氷の粒が集まってできた雲です。この氷の粒がつくられるメカニズムは主に2通りあります。
1つめは、飛行機の排気ガスがもととなって生まれるもの。
排気ガスに含まれている水蒸気が極低温な外気に急激に冷やされて、水滴や氷の粒になるというもので、冬の寒い日に吐く息が白くなるのと同じ原理です。
排気ガスには水や氷の粒の核となる粒子も含まれていて、このことも飛行機雲を発生しやすくするために一役買っています。
2つめは、高速で移動する飛行機の後ろ側で気圧が下がることが引き金となって、氷の粒ができるもの。
高速で飛ぶ飛行機の翼の後ろやプロペラの先端などでは特に気圧が低くなります。気圧が下がると空気が膨張して冷却されるため、水蒸気が氷の粒へと変わるのです。ウエザーニュースより。

